日本産のローヤルゼリー

日本産ローヤルゼリーの特徴

日本は世界的に見てもローヤルゼリー消費量の高い国です。
日本国内でもローヤルゼリーは生産されており、品質が良く安全性が高いことを特徴としています。
また国内で消費することを考えると輸送時間もかからないため、鮮度保持が難しい生ローヤルゼリーも新鮮な状態で産地から運ぶことが可能です。
品質が高い日本産ローヤルゼリーですが、生産量が少ないのがネックです。安定した量を供給し続けることが難しく、価格も高めに設定される傾向にあります。
ただし衛生上の観点や品質管理などから海外製品が敬遠される場合もあり、国内産を好む人は少なくありません。

国内のローヤルゼリー消費における日本産の割合

日本国内において、ローヤルゼリーを目にする機会は多くありますが、実際のところ日本産ローヤルゼリーは国内でどの程度のシェアがあるのでしょうか。
日本産ローヤルゼリーの国内シェアはわずか0.4~1パーセント程度。残りの99パーセントを外国からの輸入に頼っているのが現状です。
日本はかつて、世界有数のローヤルゼリーの生産量を誇っていました。最も多い時期には年間で30トンもの量を生産していたほどですが、現在では以前の1割程度、年間3トン程度までに減ってしまいました。

日本産ローヤルゼリーの流通が少ない理由

ローヤルゼリーはミツバチの働き蜂の体内で作られる分泌物です。
女王蜂の幼虫や成虫の食物として作られるローヤルゼリーは、いわば天然のミツバチの恵みを採取したもの。そのため化学的な手法で量産することができません。
加えてミツバチは温暖な気候で活発にローヤルゼリーを生産する性質を持っています。
日本国内では、ミツバチの活動は春や夏などの温かい季節に活発になります。一方で日本の寒さはミツバチにとって厳しく、冬のあいだはローヤルゼリーを作り出す環境には適していません。
また、高度成長期に盛んに行われた土地開発や農薬による土壌汚染の影響から、国内でミツバチが生息できる環境が少なくなったことも一因です。
そんな中で国内のローヤルゼリーの需要を賄うために、海外の養蜂場を活用するケースが多くなってきています。
このことがさらに国内の養蜂場の減少に拍車をかけ、純日本産のローヤルゼリーの生産が希少なものとなっているのです。

日本産と海外産ローヤルゼリーのちがい

日本産ローヤルゼリーと海外産ローヤルゼリーにはどのようなちがいがあるのでしょうか。

新鮮さ

日本産と海外産の大きなちがいは、輸送にかかる時間です。
空気中の酸素の影響を受けやすく、品質が低下しやすい生ローヤルゼリーは特に鮮度が大切。
海外産ローヤルゼリーはどうしても輸送に時間を要します。新鮮なローヤルゼリーを届けることができるという点は、日本産ローヤルゼリーの大きなメリットであるともいえるでしょう。

価格設定

海外のローヤルゼリーにも、もちろん価格が高く設定されているものもあります。
ですが、純日本産のローヤルゼリーは希少品のため、全体的に高価格で取引される傾向があります。
同一メーカーから販売されているローヤルゼリーでも、日本産と海外産では価格に大きな開きが見られる場合があるのです。