はちみつとローヤルゼリーは何がちがう?

はちみつとローヤルゼリー

はちみつとローヤルゼリーはどちらもミツバチがつくるミツバチの食事です。
それぞれ栄養価の高い食品として有名ですが、それぞれどんな違いがあるかご存知ですか?ここでは、はちみつとローヤルゼリーの違いについて詳しく紹介します。

ローヤルゼリーは働き蜂の分泌液

ローヤルゼリーはミツバチの中でも女王蜂、または女王蜂の幼虫だけが食べるものです。
といっても女王蜂と働き蜂は卵の段階では差がありません。女王蜂は、幼虫のころからローヤルゼリーを与えられて育つことで、身体が大きく生命力の強い女王蜂になるのです。
このローヤルゼリーを作っているのが働き蜂。若い働き蜂が食べた花粉が、体内で分解され、合成されてローヤルゼリーになります。それも羽化してから1週間前後の若い働き蜂に限られます。この時期を人間に例えると20歳前後といったところで、新陳代謝が活発で元気いっぱいの時期です。

はちみつは花から集められた蜜

はちみつは女王蜂ではない働き蜂などの食料です。
まず働き蜂が花の蜜を集め、胃の前部にある蜜のうと呼ばれる器官に貯蔵します。そ
そして花の蜜を巣の中で加工し、水分が20パーセントになるまで調整されたものが、はちみつと呼ばれます。

はちみつとローヤルゼリーのちがい

栄養価と効果の違い

ローヤルゼリーに含まれる栄養素の内訳はたんぱく質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど。
これらの成分がバランスよく含まれ、特にビタミンB類はハチミツの10倍ともいわれています。天然の栄養剤ともいえるほど栄養価が高く、疲労回復、健康増進、美容効果など様々な目的で使用されています。

はちみつも、ローヤルゼリーほどではありませんが様々な栄養が含まれています。
高い抗菌、抗炎症作用が特長で、ノドの痛みや咳止めに広く用いられています。その他にも疲労回復や脳の働きを良くするなど、まさに忙しく働くために必要な栄養素の構成となっています。

色や味のちがい

ローヤルゼリーとはちみつでは、色や味も違います。
ローヤルゼリーはねっとりとした乳白色をしています。酸味が強く舌にピリッとした刺激や渋みや苦みを伴うなど、ハチミツの感覚でそのまま食するにはなかなか厳しい味かもしれません。
ハチミツは主に黄色や赤みがかったものが一般的ですが、色に違いが出るのは働き蜂が蜜を採る花の種類によるものです。糖質が大部分を占めるので甘味料としても用いられるほど甘くなります。

ローヤルゼリーとはちみつを混ぜるのはNG

そのまま食べると酸味の強いローヤルゼリー。
味を調整するのにハチミツと混ぜて食べたらいいのでは?と思われがちですがひとつ難点があります。同じミツバチが作ったものですが、同時に食するとビタミンB1が失われてしまいます。
糖の代謝にビタミンB1が使われてしまうためであり、ハチミツ以外でも糖を含んだ甘いものをローヤルゼリーに混ぜてしまうと同様の現象が起こります。